セックスによって流産の危険が高まるのか

セックスをすることで流産の原因となってしまうのか?

「妊娠中にセックスをするなんてとんでもない!出産するまでは控えた方が良い」という考え方を持っている人もいれば「妊娠中のセックスが流産に影響することは無い」という人もいます。実はこれら2つの意見はどちらも正しいと言えます。妊娠中とは言えども男女には性欲があるもので、セックスをしたくなってしまうのは当然のことです。セックスをすることで日頃のストレスを解消させることが出来ます。
答えは「セックスが原因となって流産を引き起こしてしまうこともある」ということも考えられるのです。しかし実のところセックスは絶対にしないように!ということでも無いのです。セックスをして女性が絶頂に達した時に、子宮収縮を起こしてしまうことがあります。しかしこの子宮収縮が流産と関係があるということは現代の医学でもまだハッキリとしていませんが、何らかの影響を与えてしまうこともあるとも考えられています。子宮収縮は精液に含まれているプロスタグランジンという成分によって引き起こされます。つまり、膣内射精をすることによって子宮収縮が発生するということではありますが、膣内射精をしなければ良いというワケでもありませんが、妊娠中にセックスをする時にはコンドームの着用をした方が良いでしょう。
コンドーム着用の利点としまして、感染症予防をすることが出来るということもあります。妊娠中に感染症を引き起こしてしまうと、最悪のケースで流産となってしまうこともあるので注意が必要なのです。また清潔ではない指を膣内へ挿入するだけでも感染症の恐れがあるのでご注意ください。

 

このように妊娠中のセックスというのは、流産の危険性もありますが、工夫をすることによってある程度の予防をすることが出来ます。コンドームの着用は当然のこと、さらに絶頂に達するのもほどほどにするということです。あまりの気持ち良さに絶頂に達したいと思うのが女性の本音ですが、なるべく控えるようにしてください。またペニスは浅く軽く挿入して、激しい挿入はしないようにしてください。さらに性器への外傷の原因ともなるので、愛撫はほどほどにしておきましょう。これらを実施することで、流産の心配はない!とは言えませんが、何も工夫をしないよりは遥かにマシだと言えます。基本となるのは「ソフトなセックス」ということになります。大切な赤ちゃんを元気に出産させたいのでしたら、とにかく妊娠中は通常時とは全く別物という考えを忘れないようにしてください。