流産の種類とその症状

流産の種類や症状などをご紹介

流産と言いましても、様々な種類が確認されており、各流産によって症状も異なってきます。
切迫流産で症状が発生してしまいますと、残念ながらその流産を防ぐことはほとんど出来ないと言っても過言ではありません。
しかし、流産の種類によりましては、その症状を放っておいてしまうことにより、将来的に赤ちゃんを授かるということに大変大きな障害となってしまうこともあるのでご注意ください。
このメニューでは、残念ながら流産となってしまいその時は赤ちゃんを産むことが出来なかったとしましても、赤ちゃんを産むことの出来る健康的な身体でいるために早め早めの対応をすることが出来るように、流産の種類、そしてその症状などを簡単にご紹介させていただきます。

 

完全流産

この完全流産というのは、その名称の通り胎児が完全に子宮の外に流れ出てしまう流産のことを言います。

 

化学流産

化学流産というのは、いわゆる流産の回数に含まれることはありません。それは、妊娠の本当に初期の段階で尿検査などによって妊娠の反応を示してはいますが、胎児などを確認することが出来ないまま出血してしまい妊娠の反応が完全に無くなってしまうもののことを言います。
しかし多くの場合は、自分が妊娠をしていることに気が付いていないケースが多くなっています。

 

稽留流産

稽留流産というのは、子宮内において胎児が発育を停止してしまい、そのまま子宮内に残ってしまう状態のことを言います。
この稽留流産では、ほとんど出血、そして痛みなどの自覚症状が発生することがありません。しかし子宮内に留まってしまっている状態ですから、手術によって取り出すなどといった治療をする必要があります。

 

胞状奇胎

当サイト管理人の友人が、一時この胞状奇胎が疑われたことによって、いつも通院をしていた病院から紹介状を書いてもらい国立の大きな病院で検査を受けることとなりました。
この胞状奇胎は子宮に絨毛組織が異常に繁殖してしまい、子宮内でブドウのような水泡状の粒が一杯になってしまうという症状です。
胞状奇胎は早期に診断をすることが大切なこととなります。最悪のケースで絨毛癌を引き起こしてしまい、抗癌剤による治療が必要になってくることも考えられるのです。

 

子宮外妊娠

この子宮外妊娠を流産の一種として扱うことは迷いますが、妊娠をしたのにも関わらず結果赤ちゃんを産むことが出来なかったということで、ある意味で流産の一つと言えるでしょう。
子宮外妊娠におきましても、場合によっては卵管破裂などといった重い症状を引き起こしてしまうことも考えられますので、早めに治療をしなければいけません。