流産を予防する具体的な対処法

どうすれば流産を予防することが出来るのでしょうか?

妊婦さんが腹痛や出血などといった症状が出てしまうと、一番気になってくるのがやはり「流産」でしょう。
もちろんすぐに流産という最悪の状況に結びつける必要はありませんが、見過ごしてしまわないことも大切なのです。
そもそも流産というのは、妊娠22週未満に何かしらの理由で赤ちゃんが育たなくなってしまうケースや、育ったとしましても外に出てしまうケースのことを言い、全体の妊娠の中で約10%でみられるものとなっています。

 

それではそんな流産の兆候が気になってくることですが、それは妊娠の週数や人によりまして異なってしますが、出血や下腹痛が主なものとなります。出血の量というのは、おりものに色が付いてしまった程度のものから、生理異常の出血までと様々あります。
下腹痛に関しましても、全く痛みを感じない人から、陣痛のような周期的な痛みを感じてしまう人までいます。

 

このように流産の兆候と言いましても、人によって大きく個人差があるので、たとえどんなに少量の出血だったとしましても見過ごしてしまわないようにしましょう。もし出血や下腹痛が起きてしまったら、まずは安静を心がけて、医師へ連絡をし、通っている産婦人科医に受診をするようにしてください。

 

流産の多くは妊娠初期となります。また8週以前と妊娠が判明した直後か、まだ妊娠していることに気が付いていない本当の初期がほとんどとなります。
とっても悲しい結果となってしまう流産なのですが、その予防法というものはあるのでしょうか?

 

妊娠初期の流産の原因というのは、赤ちゃん側に問題が発生してしまい、うまく育たなかったものが多くなっています。しかし残念なことですが、これは防ぎようの無いものとされています。
しかし、妊娠中期以降の流産におきましては、母体側に原因があることがほとんどであり、子宮筋腫や頚管無力症のような疾患、さらには転倒などといった事故、過労やストレスなどが挙げられます。
具体的な流産の予防法としましては、流産の多くは妊娠初期に集中していることから、いち早く妊娠をしていることが判明されましたら、この妊娠初期という危険な時期に、過労や激しいスポーツなどを避ける必要があります。このように一番の予防というのは、なんと言いましても妊娠を早く知って、日常生活に注意をするということなのです。

 

なるべく避けたいこととしまして、「重いものを持つ」「激しいスポーツや行動」「過労」「体を冷やす」「激しいセックス」「精神的ストレス」「激しい下痢」などとなります。