流産をしてしまった後の注意点

残念ながら流産をしてしまった。それではその後は?

誰もが一度でも流産を経験してしまいますと、精神的ショックを受けてしまうことでしょう。しかしこれだけは忘れないでください。流産というのは女性でしたら誰でも引き起こしてしまう可能性があるということです。決して貴方だけが特別というワケではなく、非常に多くの女性が経験をしていることなのです。どうか流産がキッカケとなって下向きな人生を送るのだけは止めてください。

 

流産をしてしまったからと言いましても、その後妊娠することが出来なくなってしまうことはありませんので、どうか気を落とさずに「幸せになるぞ」という気持ちを持ち続けるようにしてください。貴方は一人ではありません。貴方を支えてくれる人達は大勢いるのです。

 

さてもしも流産をしてしまった場合、流産をした日から2〜3日は安静にしておく必要があります。外出もなるべくなら控えた方が良いでしょう。この数日の間に特に問題が無ければ徐々にいつもの生活スタイルに変えていくようにしましょう。一般的には、流産の処置をしてから一週間後に産婦人科で診察を受けることとなります。医師の判断を仰ぐまでは無理な行動を控えるようにしてください。無理をして子宮内や卵管内で炎症を引き起こしてしまうと、不妊症になってしまうこともあるのでご注意ください。つまり流産をしてからのこの一週間が今後のためにも最も大切な時期だということを覚えておきましょう。

 

流産処置後、一週間が経過をすることで出血も止まり排卵も起こり、通常通りに生理も来るようになるでしょう。どんなに長くても10日程度で出血が止まりますので、もしもそれ以降出血が続くようでしたらかかりつけの医師に相談をしてください。
また生理についてですが、通常は流産処置をしてから一ヶ月程度で来ることとなります。しかし元々生理不順であった人は決してこの限りではありません。習慣的に行なっていたスポーツや、旅行などといった行動は最初の生理が来るまで控えるべきです。また性行為に関しましても同様で生理が来るまで待ちましょう。

 

流産後に妊娠を求めているのでしたら最低でも三ヶ月程度は期間をおいた方が良いかもしれません。この期間には基礎体温をしっかりと記録をして、排卵が正常に行われているのかを確認するようにしてください。ここで基礎体温に乱れがあるようでしたら、医師に相談をするようにしましょう。貴方にとっての幸せは必ずやってきます。流産で落胆しないように、未来の幸せを想像して日々の生活を送るように心掛けてください。