流産後の妊娠は再度流産しやすい!?
流産後の妊娠について、不安を抱えている方もきっと多くいらっしゃることでしょう。
結論から言いますと流産後の妊娠というのは、しやすいと言われているのです。その根拠としましては、流産のために手術を受けた後は、子宮内部が綺麗な状態になっていることから、着床しやすくなります。そのため流産後の妊娠はしやすいと言われているのです。
しかし、それとは正反対に「流産後の妊娠は、再度流産しやすい」とも言われることがあります。これにつきましてもまた、手術後の子宮内膜に傷が付いてしまい、その傷に着床をしてしまうこととなるので、結果流産しやすくなるらしいのです。このことから生理を何度か見送ってからの妊娠が理想的とも考えられます。
それでは流産後の妊娠はどの程度の期間を開けた方が良いと言えるのでしょうか?手術の経過等の状態の様子で異なってきますが、生理一回〜半年開けてからと指示している病院が多くなっています。
この生理を見送るということは、流産後の手術というのは子宮内に傷を付けないように行っているために、組織が残っている事が考えられます。その組織が、次の生理の出血時に流れ出ることとなります。それによって子宮内が整うことになるのです。化学流産の場合でしたら、すぐに流産後の妊娠をすることが可能なのですが、環境を整えてから、新しい命を待つようにしましょう。
そして流産後の生理というのは、多くの方が「普通の生理より、驚くほど出血量が多かった」と感じていることでしょう。それではその原因はなぜなのでしょうか。特に流産の手術をされた方というのは、子宮口を開く処置をされることが多くなっているので、それも関係をしているのかもしれません。
さらに流産後の生理の周期も妊娠前とは異なってくることでしょう。流産後の生理は、2〜3週間後に排卵が開始され、それから生理が来ることとなります。ただし流産という強いストレスが精神的ダメージを与えていることから、次の生理が来るまでは個人差があるかもしれません。しかし流産後の生理が2ヶ月経過をしても来ない場合におきましては、一度病院で診察をしてもらうようにしましょう。
流産後の生理の症状というのは、一度妊娠をした事によりまして、ホルモンのバランスが崩れてしまっていることが考えられます。そのため基礎体温も、バラバラになってしまいます。しかし、これらは徐々に安定してきますので、心配をする必要はありません。
流産後の生理が通常と異なっているのが、子宮内を体が掃除をしてくれるものだと考えてください。この流産後の整理によって、老廃物が一気に排出されることとなるので、量が多く驚かれる方が多くなっています。この流産後の整理で、子宮内が綺麗な状態になっているのですから、当然妊娠も可能になります。