妊娠中に起こる症状と流産の関係はほぼ無い

妊娠中には様々な症状が現れます

妊娠をすることによって、通常時よりも様々な身体の症状が現れることがあります。結論から言わせていただきますと、これらの症状によって流産をしてしまう可能性はほとんど無いということです。しかしそれも確実に無いとは言えないので少しでも不安があるようでしたら、専属の医師へ相談をしてみると良いかもしれません。

 

まず挙げられるのが「便秘と痔」となります。妊娠中というのは、便秘の症状が出やすくなっており、それが原因となって痔を悪化させたりしてしまうようです。痔の中でも妊娠中はイボ痔になりやすいですが、これは予防する方法があります。そもそも妊娠中には軽い運動を心掛けると良いとされていますが、痔に関しましても同じ事となります。運動によって血行を良くして、しっかりと入浴をすることも大切なこととなります。また便秘対策としまして、食物繊維が豊富に含まれている食事をするということが挙げられます。規則正しい食生活を送るようにしましょう。

 

そして「胸焼け」です。妊娠をしますと、胃の働きが鈍くなってしまうことからこれが原因となって胸焼けを引き起こしてしまいます。これを予防するためには一回で食べる食事の量を減らすということが考えられます。どんなに食事の量を減らすと言いましても、栄養の偏った食事では意味がありません。栄養バランスの取れた食事を心掛けするようにしてください。さらにお酒やタバコも胸焼けの原因となります。お酒やタバコというのは胎児に悪い影響を与えてしまうこともあるので、妊娠中は避けるようにしましょう。

 

次に「手足のしびれ」というものがあります。胎児がビタミン不足になってしまうと、手足にしびれを感じることがあります。そんな時にはビタミン剤を使用するのも一つの方法ですが、やはり食事に気をつけることで改善をすることが出来ます。また運動不足からでも引き起こされることもあるので、軽い運動をするようにしましょう。

 

この他にも様々な症状が考えられますが、その多くに関係していることというのが、やはり「食事」と「運動」ということになります。元気な赤ちゃんを産むためには栄養バランスが取れた食事と、適度な運動を心掛けましょう。またこれは胎児だけの問題ではなく、妊婦さんの身体自体にも大きな影響を与えてしまうこととなります。流産をしてしまう原因の一つに、この栄養バランスと運動不足ということも考えられますので、日頃から気をつけて生活をするようにしてください。